下駄箱空いている=靴買える
靴を手放して空きスペースが出来たら即補充が基本です。
タイムラグは極力なくすように頑張りましょう。
どうも、ぴーまです。
あらすじ
私事で大変恐縮ですが昨年新居に引っ越し、ひとつの目標をたてました。
「コルノブルゥでオーダーするまでは靴を招かない」
ショッピング系アプリを断捨離し順調に目標達成に向けた日々を送っておりましたが、
googleフォト問題を解決すべく、先日スマホを機種変更しました。
写真もキレイだし、google製なのでアプデも安心。何より今年待ち構えている「googleフォトの無料で無制限問題」に関係なく、容量を食わずにアップロード可能なんです。※2021/3/5現在情報
それはさておき、機種変更したらデータ移行するじゃないですか。
最近の機種変更って便利じゃないですか。
ピッてしたらアプリも自動でインストールされるじゃないですか。
そしたらなぜか断捨離したはずの「ヤ〇オク」ってアプリが不死鳥のように蘇ったんです。
(アンインストールする根性が無かっただけ)
まぁそしたら見るじゃないですか。(意思よわ)
懐かしい徘徊を楽しんでいたら珍品が出品されてたんです。
しかも即決価格で。
リバウンドって怖いですね。
3分後には決済完了になってました。
ん?
中古なのでノーカウントです。異論は認めます。
では、紹介です。
現代に蘇る英国靴「WALKER & GUNN」
少しばかりブランドのご紹介です。
WALKER & GUNNとは
WALKER & GUNNとは
今から約90年前のこと、ノーザンプトンに創業したウォーカー&ガン。
19世紀初頭、貴族のためのビスポーク作りから、産業革命後の機械化導入による量産型への変化期を迎え盛栄を極めた英国の靴作り。
やがてそれは第二次世界大戦の後、大量生産型の時代へ。
革新的且つ合理的な製法の影に伝統的な精神を守るウォーカー&ガンの靴作りは駆逐され、一時はその火を消す危機を迎えます。
しかし、現代のクラシカルな靴が再評価を受ける中、ウィリアムとアーサーという進取の気性に富んだ地元有志により、2009年、新生ウォーカー&ガンは再び歩みを進めたのです。
可能なまでに追求された品質とクオリティは然る事ながら、緊緊と伝わる真摯な佇まい。そして、未来へ繋いでいくという精鋭たちの情熱は、名門の新たな歴史に豊かな深みを与えていくに違いありません。
42nd ROYAL HIGHLAND公式HPより
要約しますと貴族専門ビスポーク店が大量生産時代に対応できずに廃業し、リバイバルしたフェニックスブランドです。
不死鳥です。ヤフ〇クです。
廃業からの復活パターンって正直聞き飽きた感がありますが、ストーリー性を愉しむ方にとってはきっと堪らないことでしょう。
そもそもフェニックスのように復活したのかどうかは不明ですが、ここ日本での実績・認知度を鑑みるとこれからの活動に期待したいところではあります。
プロパー買いではない私が言える立場ではありませんが、情報のひとつとしてご覧いただければ幸いです。
では今回入手したモデルです。
ウォーカーアンドガン「Sywel」
タイプ:ダブルモンク
モンクストラップが2本取り付けられたダブルモンクシューズ。
バックルは丸みを帯びた四角形のゴールド。アッパーのダークブラウンとの相性が抜群です。
時計やベルトなどの小物を同色でまとめるのも楽しみです。
素材:スウェード(ダークブラウン)
Charles F.Stead & Co タナリーの最高級レザーとされる Repello Calf Suede を使用。
汚れに強いとのことですが、他のスウェード靴はタンスの肥やしと化しているVANSのスニーカーしか所持していないため比較するのは割愛します。
プレメンテを兼ねてメンテしましたが、取扱いはラクちんです。
豚毛ブラシでシュシュっとして、生ゴムのクレープブラシでゴシゴシして、スプレーかけて、最後にもう一度豚毛ブラシでシュシュっとしておしまい。
ワックスはもちろん、クリームすら無縁です。お手入れについては別記事にまとめます。いつか。
ソール:オークバークレザーソール
J&F.Jバーカーのオークバークレザー。耐久性のある素材のようですが、雨の日にも安心して履きたいので即刻ハーフラバーを取り付けました。新品だろうが中古だろうが躊躇なくハーフラバーは取り付ける派です。
よってご自慢のソールの丈夫さについては分かりません。多分頑丈でしょう。
ロンドンウエスト
通称ロンドンウエストと呼ばれる絞られたウエスト部。
ロンドンウエストなんて初めて聞きましたが、メーカー曰く「驚くほどシェイプ」しているそうです。
驚くか驚かないかはあなた次第。カラスデザインのおかげで絞られているように見えるのはきっと気のせいです。そう信じたいと思います。
肝心のフィッティングについては、足の接地面が確かに狭い印象ですが私が若干ハイアーチ気味であることもあり、想像より絞り感を感じません。
踏まずの突き上げ感はやや強めだが、モディファイドラストと比較すると弱めです。驚きです。
想像以上に甲が高い
ダブルモンクゆえ一般的な紐靴に比べ微調整が出来ない分、フィッティングの難易度は高めですが、ベルト部にゴムが付いており若干ではありますが調整は可能です。
甲をガチガチに押さえつけるのが好みの方はゴム無しのほうがいいかもしれません。
足長に対し甲は若干高めに感じます。
ベルト穴は真ん中でキープしたい為、タンパッドを導入しました。おかげさまで快適です。
モデル・サイズ表記
如何にも英国靴なデザインです。
あくまでも推測ですが、書体がサージェントっぽいですね。まさかね。
ヒール周り
履き口は細めで、ヒールカップは小さめです。
幼き頃よりサッカーをしていた影響で足首が太目な私にはバチバチにフィットします。
ソールの返りが付いていないので若干の抜け感はあるが、馴染んだら期待できそうなフィット感です。
トリプルステッチ
3本ラインで縫製されたステッチは、このブランドの代名詞のようです。
耐久性アップと謳われておりますが、意匠の意味が強い気がします。
いずれにせよデザインのアクセントとなっており個人的には大好きです。
ハートシェイプタン
通常足首側のタンはまっすぐに裁断されておりますが、読んで名の如くハートの形のように裁断されております。
この形が甲に食い込むことを防止しています。
そう言われてみれば痛みを感じない気もしますが、通常のタンでも痛みを感じたことが無いので効果については不明です。
ハートシェイプという名付けも不明です。
そもそもタンより外側のアッパーも甲に当たりますので同じデザインにしないとあまり意味が無いような気がします。
詳細データ
ブランド | walker and gunn ウォーカーアンドガン |
品番型式 | Sywel |
木型(ラスト) | 不明 |
色 | ダークブラウン |
ウィズ | 不明 |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
甲革 | スウェード |
靴底 | レザーソール |
生産国 | UK |
サイズ | 8 1/2 |
総評
数年前ではあるが42nd銀座店で試着こそしなかったものの、スタッフさんからは今回の在庫が無くなり次第取扱いはしないと聞いた覚えがあります。
でも今見る限り普通に取扱いしています。売れずに残っているのかもしくは実は入荷し続けているのか。
謎は深まるばかりです。
価格については、定価で約10万円。
ここからはあくまでも私の考えですが、私は靴を購入する際ブランド力やストーリー性、希少性をさほど重要視しておらず、実用性と見た目を重視しております。
もちろん皆様は何かしらの理由を持って購入していると思いますので否定はしませんし、SNSでの有識者による購入報告は羨望の的だったりします。
そうした意味で今回実際に購入し数回履いた率直な感想ですが、正直強気な価格設定かなと感じました。
スウェードのダブルモンクが欲しかったタイミングで購入価格も申し分無かったので個人的には大満足です。
それにしてもダブルモンクはやっぱりよい。沼りそうです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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